確実に迅速に進むWEB2.0
こんな言葉を聞くとどう思うでしょうか?
「ソフトウェアの時代は終わりを告げる」
気でも狂ったのかと思ってしまうような発言なのですが、実はそう単純なものではない。
この場合の”ソフトウェア”とうのは、Microsoft的なというか、スタンドアローンで且つ、1台のPCにインストールする形で起動する”アプリケーションソフトウェア”を指す。
最近の話題のキーワードとして、「SaaS(Software as a Service)」というものがある。
簡単に言うとASPみたいなものなのですが、似て非なるものです。
ASPはビジネスの視点で構築されるものが大半で、SaaSは、まさしくソフトウェア的に”使う視点”で作られている。(厳密には違いは無いそうですが・・・)
このSaaSの躍進により、従来のインストール型のソフトの時代は終わりを告げようとしているということである。
以前「MSのウェブOS[Office Beta Test Drive]」という記事でも紹介したように、Microsoftでさえ、この方向性を確実にとらえている。
記事元(最下部参照)ので以下のような一文がある。
「ビジネス・アプリケーションの将来像はお互いに会話を行い、データを共有する複数の異なるアプリケーションの集合体である。」
とアプリケーションの未来について非常にうまく表現されているが、
これを、こう読み替えてみよう。
「ビジネスの将来像はお互いに会話を行い(信頼し合い)”感性”を共有する複数の異なるサービスの集合体である。」
消費者を信頼する事から始めないと、消費者には信頼されない。
そして、WEB2.0な時代では、その消費者の発言力が非常に増し、重要なマーケティングの力となっています。
はたして、企業は消費者の放つマーケティング力をプラスに出来るか?マイナスにしてしまうか?
そして、その共有感性を集約し、新しいビジネスを創出出来る企業だけが次の時代のリーダーになる。
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