”Windows Vista”広範なAPIを開発者に開放
ソフトウェア業界はまさに変わろうとしている。
あのMicrosoftが消費者に譲歩をするような姿勢の会社になろうとは、数年前まで想像出来なかったことである。
もう10年近くも独禁法で市場の悲鳴を聞いてきたMicrosoft社は、意図してなのか、層でないのかは真相がわからないが、急激に成長を遂げるSaaS市場への本格的な取り組みを始め、Microsoft社の何かがパラダイムしようとしているのは確かであろう。
CNETでMicrosoftの独禁法に対する自主規制の話題が報じられてる。
Microsoft社に不都合なもの、競合するものは排他するといった動きは今後とらないということなのでしょう。
独禁法よりも消費者の選択肢が増えることにより、心のどこかで”悪の帝国”のイメージを消費者に植え付けてきた事が自らの身を滅ぼす可能性を実感できるようになったのかもしれない。
このことは、企業の選択肢も大幅に広がる可能性を秘めていると考えます。
今までは、ブラウザを通した形でサービスを提供することしか選択肢が無かった企業が(Microsoft社とライセンス契約を結べるような企業は別として)直接OSに干渉するような、または、ブラウザ機能として付加されるようなサービスの展開を作ることが出来るのかもしれない。
APIの公開のほどは報じられていないが、十分な可能性をもって期待してしまう。
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