私がUMAGでした、メディアとしての7つの工夫
UMAG(神戸~姫路のタウン情報サイト)をOPENしましたが、タウン情報=情報収集という構図からどうしても抜け出したかったので、原点回帰的な工夫を定義としてもうけてみている。(書いてしまえば普通でもあるのですが・・)
日頃システムを含んだサイトを構築するケースも多く、ついついシステムやパターンに逃げる(あえてここでは逃げるで)気持ちになってしまうのを押さえ込んで手作りにこだわってみました。
メディアとしての7つの工夫
1.広いカテゴリ(この場合、地域名)でのSEOを目指し、よりフラット(特に特定のニーズを持たない)な人を訪問者と想定する。
2.全ての掲載情報を雑誌の見開き規模の取材記事にし読み応えがある文章量とし、読み物サイトとして位置づける。
3.あえて、サイト内の記事を検索する仕組みを放棄し、クリックでの操作のみを想定する
4.記事には、登場人物を定め情景を明確にし、その中に読者自身を反映させられる一般の人(この場合、読者モデル)を登場させる。
5.対話型の文章をメインにし「声」としてお店を伝える。そのことにより、実際に来店したときの臨場感をリアルにする。
6.大きなイメージと記事中のイメージをきちんと使い分け、文章と連動した写真をできるだけ多く用い、必ず人(表情)をクローズアップするシーンを作る。
7.記事カテゴリをできるだけおおざっぱにして、ニーズを横滑りさせる。※例えば、雑貨を見て「かわいい、ほしい」と感じている読者に「バッグも欲しいなぁ」「この服かわいいなぁ」と様々なニーズを連鎖させる。
きわめて、どろくさい手法を選びました。
とにかく”簡素化””システマチック”という概念を排除し、大部分は一昔前の『コンテンツがあるだけ』サイトに仕上げています。
誰かが実際に行動し、その行動の実感や記憶は、共有できる人にとっては非常に優良な情報であり、それは楽しくもありエンターテイメントだと考えています。
兵庫県 姫路,加古川,明石,神戸の街を徹底レポート
読み物系タウン情報サイト/ユーマグ
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