AIDMAの崩壊
気になった記事を見つけた。
なぜスティーブ・ジョブスは、顧客を熱狂させるのか?
という記事である。
内容は、ジョブス氏のプレゼンに対する神がかり的な技法を賞賛しているのだが、私が気になったのは、その記事中の着眼点である。
AIDMA(Attention-注意⇒Interest-興味⇒Desire-欲求⇒Memory-記憶⇒Action-行動)の崩壊について触れている。
最近の消費者の購買傾向に対し、M(記憶)の項目がぬけているのではないかということである。
AIDA(アイダ)でしょうか?
消費者は衝撃的なプロモーションを目の前にすると、衝動買いに走り、M(記憶)するまもなく買ってしまうのではないかと言うこと。
これは、十分に考えられる。
特にプロモーションの場がインターネットとなると、この傾向が強くなるのではないでしょうか?
インターネット上で商品情報を探す(偶然見つける)とすると、自然とその延長で通信販売が行なわれるわけで、紙の広告やTVで情報を入手してから、購入するようなタイムラグが無いわけです。
まさに、インターネット上のプロモーションの成果には、M(記憶)する必要性がなくなってしまっています。
この瞬発力こそがWEBマーケティングの真髄であるのかもしれない。
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