最大の思考セグメント
さっきの記事に関連する話。
検索エンジンを入り口にする人は、7割とも9割とも言われています。
検索エンジンって、キーワードを入れて検索しますね。(あたりまえか・・・)
で、検索すると、キーワードで絞られたサイト群がリストアップされて、
満足いくリストでなければ(考えと合わない)、キーワードを変える。
満足のいくリストが出てくれば、そのリストからサイトへたどり着く。
当然ですが、そのキーワードって、消費者の思考から生まれるわけですよ。
マーケティング的に考えを落とすと、「思考=ニーズ」と取れます。
じゃ、検索結果に対する広告はニーズマッチング広告というわけです。
ですので、非常に望ましいレベル、「思考」によるセグメントされている。
というわけです。
・・・当たり前の事をつらつらと書いていますが、
今のPPC広告などは、これに当たります。
では、満足行くほど絞られた状態か?というとそうでもないのではないでしょうか?
検索を十分にキーワードで絞り込むのは、結構な熟練が必要ですよね。
だいたいは、思考の大カテゴリー、もしくは中カテゴリーをベースに検索します。
ここでは、これを、”だいたい検索”と呼びましょう。
「生活雑貨 通販」とかの検索ですね。
で、実際に雑貨の通販サイトに目星をつけて、そのサイト内で
「傘」とか「マグカップ」とかを検索したり、探したりとなります。
ここでは、これを。”これこれ検索”と呼びます。
ということは、
”だいたい検索”→”これこれ検索”
とう構図が成り立ちます。
イコールとして、
”検索エンジン”→”個別サイト内”
ですよね。
だいたい検索のジャンルに、自社が工夫をするのはSEOやSEMが関の山。(たいへんなのですが・・)
じゃ、その先の対策ってちゃんとしているでしょうか?
特に言えるのが、「本当に満足のいく(商品)情報までたどりつけさせているのか?」
ということです。
単純に消費者の頭の中的な意味での”思考”→”思考”と消費者に頼りきってはいないでしょうか?
本来は、”思考”→”提案”OR”誘導”という具合に、消費者がせっかく苦労して、思考した結果により訪問していただいているわけですから、がっかりさせるのは最悪です。
最大のセグメントを得、訪問してきた消費者には”最大の誠意”をもって接客すべきなのです。
ついつい、「訪問者の数で勝負!」的なマーケ戦略を行いがちですが、よく考えてみましょう。
たくさん広告して、来店してきた顧客に「まぁ、探せや。」って接客します?
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