TVCMの崩壊後の姿
”テレビCMの崩壊”という本はご存じでしょうか?
主にテレビ業界の人向けのかかれているような一冊ですが、実は、インターネットでマーケターを担っている人には欠かせない一冊と言える内容です。
インターネットメディアがどのような未来を迎え、その未来がどのようにメディアビジネスに影響するかを斬新な視点で掘り下げられています。
・・・べつにほんの紹介をしたかった訳ではないのですが、この本の副題とも言えるWEB2.0というキーワードの最先鋒Googleのニュースが飛び込んできて、目を丸くしているというわけです。
グーグル「740億ドルテレビ広告市場征服」の野望・・・・
ZDNet.comの「Digital Micro-Markets」というブログに、「Google CEO wants $74 billion TV ad market」と題したエントリーが上がっていた。「
「テレビの視聴者は『時間の無駄』であるテレビCMを我慢すべきではない」
とGoogleのCEO、Eric Schmidt氏が述べている。
まさにその通りなのですが、こんなにも早くテレビCMを完全に否定するビジネスモデルが話題になり始めていること、そして、その代替え案が既に現実味を帯びた状態で紹介されていることです。
すごく簡単に説明すると、視聴者の有る程度の属性を登録しておき、且つ、今見ている番組を音声により解析し、相応の広告が視聴している画面枠の外に表示されるというもの。
しかも、コミュニティーを取り込んだ形で運用される。
だそうです。
記事の内容も驚きなのですが、発表の場にブログを選択し、反論や意見を募集しているやり方は、今後全ての企業が真似をすべきアクションなのかもしれない。
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