疾走するデジタルコンテンツビジネス
デジタルコンテンツビジネスは、古くからあるビジネスモデルで、決して珍しいものではない。
しかし、モバイルの広帯域化により初めて産声を上げたような、そんな現象を見ることができる。
社団法人日本レコード協会(RIAJ)は8月22日、2006年第2四半期の有料音楽配信売上実績をまとめ、発表し、ネットからのダウンロードは、前年同期比569%となる594万回、金額は前年同期比543%となる12億6472万円という実績となった。
今まではアプリケーションソフトウェアが主流であった、デジタルコンテンツビジネスが、ミュージックソフトウェアにとってかわられる時代を象徴している。
543%の伸び率という異常な状況を示す音楽配信ビジネスなのですが、ほとんどがモバイル環境によるもの(モバイルが89.7%)だそうで、今後はモバイルだけでなく、PV(プロモーションビデオ)など、大きな画面で見たいという要求を含む、動画配信がこのフィーバーに拍車をかけてくれそうです。
また、動画になると、ハウツー、ラーニングなど娯楽でないジャンルへの波及がある。
楽しみな市場です。
余談ですが、最近ECへの動画の取り組みを考えています。
幸い、理解あるクライアントが有りますので、かねてから”ぼんやり”考えていた手法をチャレンジさせて欲しいとお願いしてみました。
結構、好感触で良いノウハウを作れればと思います。
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