CSSが置いていったハードル。
システムを構築する中で、HTMLの部分というのは確かにインターフェースを担当する重要な部分なのですが、システムの担当者はHTMLを十分には扱えない。
”十分”と言うのは、自由自在に、ということだが。
記事元のようにセキュリティーに言及せずとも、HTMLの受け持ちを明らかに分業しなくてはならない。
CSSレイアウトが当たり前になりW3Cの準拠を念頭に置くと、だれもが満足いくHTMLを叩ける時代ではなくなっている。
もちろん、ドリームウィーバーのようなオーサリングソフトだけで作ることなど不可能に近い。
CSSは、業界に高いハードルを”ポンッ”と置いていってくれたのである。
そう、CSSレイアウトが当たり前になった時代を向かえ、多くの競合会社が淘汰されてゆく。
(競合と言っても、わが社のようにWEB専門業者は地方には少なく、どこまで競合さんと呼べるかは微妙ですが・・・。)
先日、某大手(社会人系)IT専門学校のスタッフに「これからの世に排出される人材と、就業」というテーマで話を伺ったところ、夢を持ってデザインを勉強しても、HTMLコーダーとして使われ、1年ほどで夢砕かれやめてしまうケースも少なくないとのこと。
わが社も小さいながら、デザイナー、アーキテクト、システムエンジニア、ディレクター、ライター、リッチクライアントクリエーターとそれぞれの専門職を抱えている。
いま、猛烈にHTMLコーダーが欲しい。
デザイン、SEO、W3Cなどを意識しながら、HTMLコーディングをする人材は、なかなか見つからないのが現状で、システムとの連携や、ましてやセキュリティーのこととなると、砂漠で針を探すほど難しいのではないでしょうか?
今のスタッフに感謝。
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