”楽”ではなく”知”で勝負すれば必勝。Amazon映像配信
新サービス「Amazon Digital Video」が開始される。
残念ながら、長編映画やテレビ番組の全編をウェブ経由で配信するそうです。
Apple Computerの圧倒的な好調に対抗するような形でスタートする。
確かに、Amazonが持つメディア提供力は普通に考えるだけでもスゴイ。
そのままシェア争いにもつれこむだろうが、必勝ではない。
私は、アマゾンの必勝は違う視点にあると見ている。
私は個人的にアマゾンで娯楽商品や、生活用品を買うことが無い。
娯楽商品、生活用品などは普通の店屋で買えばいいし、ネットショップでも選択肢がいくらでもある。
しかし、専門的な書籍や偏った分野での書籍はアマゾンオンリーといってもいい。
このカテゴリは”知(知識)”である。
果たして”知”のカテゴリでアマゾンに勝るショップがこの世に存在するだろうか?
医学書とかは別にして、おそらく向かうところ敵なしだろう。
なので、Apple Computerを筆頭とした娯楽の分野で戦わずに、この知の欲求をもった消費者を満足させるコンテンツで勝負したほうが圧倒的に有利だと考えます。
例えばそれは、”ダイエット体操”などの軽いものから”企画書論”などのビジネスチックなものなど、”知る”というジャンルは非常にはばが広い。
誰かの公演をビデオにして販売することさえ、アマゾンの完璧なまでのレビューシステムに載せればバンバン売れるでしょう。
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