Second Lifeとマーケティング
なにかと話題の仮想世界「Second Life※1」をご存知でしょうか?
仮想空間で実社会と同じような活動(コミュニケーションや、教育、仕事など)が行なわれ、
まるで実生活を送るようなインターネット仮想空間です。
そのセカンドライフをマーケットと捕らえる考え方は開設当初よりあり、
TOYOTAなどの企業がプロモーションの一環として積極的に利用している一面もあります。
デジタルハリウッド大学大学院は4月2日、仮想世界「Second Life」を利用した新しいマーケティング手法の開発を目的として、
同大学院の「ヒットコンテンツ研究室」と「セカンドライフ研究室」において、 Second
Lifeと実社会におけるマーケティング実験の共同研究を行うと発表した。
実験研究では、Second Lifeで販売アイテムとして人気がある洋服の販売を展開するほか、Second
Life内でMEGのライブを実施し、実社会のライブと連動させる。
一方でのマーケティング行動がもう一方にいかに反映するかといった、マーケティングにおける双方向の影響を研究する。
※1
Second Life(セカンドライフ)は、米・サンフランシスコに本社を置く、 リンデンラボ( Linden Lab )
社が運営するバーチャル世界のこと。Linux、Macintosh、Windowsに対応している。アカウント数が400万以上存在する。
出典: フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
バーチャルスペースは、古くはNIFTYなどの国内通信サービス時代から存在し、
フォーラムとよばれるコミュニケーションスペースも用意されていましたが、商業活動が認められておらず、
イマイチなサービスで終わってしまっていました。
セカンドライフでは、そのような活動を公式に認め、本来のバーチャル空間としての用途をより実社会につなげることにより、消費活動があり、
商業活動があるというまさに、第二の人生空間を演出している。
インターネット自体を大きく仮想空間とおき、IT市場と呼んできた昨今から、また一歩より実社会的な(ビジュアル的にも)
仮想空間を市場とみなし、それは、実社会に影響を及ぼしあう存在であることは想像に易いが研究、
検証されるとなると非常に興味のある試みである。
お久しぶりです、LAビジネスウォッチャーズです。「セカンドライフ」の日本語版ももうすぐ正式稼動ですね。こちらでは常に「セカンドライフ」の話題は尽きず、企業レベルでプロモーション、マーケティング目的で次々の参入しています。
日本版の動きにもこれから注目ですね。
投稿情報: LAビジネスウォッチャーズ | 2007年4 月 6日 (金) 02:58
この手のコミュニケーションって、恥ずかしがりやの日本人にはピッタリな気がします。
ただ、気になるのは、なぜか日本人はインターネット=匿名と思っている節があるので、マナーが悪い、わざと空気を読まないなどリアルの生活ではありえないような行動に出てしまうのではないかと気がかりです。
まぁ、少しぐらい大胆なほうがいいのでしょうけど・・・
投稿情報: 岩井迫 | 2007年4 月 6日 (金) 12:08