日経デザイン Webマーケティングセミナー
「Web2.0 売れるサイトはこう創る」 ~今、企業がとるべきアクションとは?~
へ行ってきました。
ティム・オライリーが提唱する”Web2.0”の基本概念を復習した後に、 伊地知氏のCGMマーケティングに対する基本と事例を拝聴した後、村田氏のバズ(バイラル)コントロールの話に及びました。
内容が、WEBマーケター向けではなかったためか、全体的に、基本を押さえる時間が多く、少し物足りない感じもしましたが、
実績のある講師陣の言葉は説得力が有りました。
印象に残ったのは、伊地知氏のセッションで
CGMマーケティングにおける2:8の法則で、口コミ情報は、批判が2割混ざっている方が、消費者に浸透しやすい(売上げに貢献する)
という話を実体験を元にお話しいただいたことと、それをふまえた状況での、「CGMクレーマーは最大のロイヤルカスタマー」という事です。
口コミの利用でいつもクライアントが警戒するマイナス発言の重要性を再認識させられました。
また、村田氏の口コミはかけ算という話は、
「商品(力)」×「体験・PR・情報(の質)」×「コミュニティー(量)」という方程式の説明があり、
どれかの項目が”0(ゼロ)”や”マイナス”だと全てのこうかがゼロかマイナスになってしまう。
ついつい見落としがちな、その商品は、口コミマーケティングに適するほどの、商品力(特異性や新規性、価格優位など)があるか、
の重要性は特に着目してゆかなければいけないと考えさせられました。
CGMを中心とした口コミマーケの”仕掛け”と”運用”のフィーリングを分けていただいたそんな気分になって帰って参りました。
やはり、第一人者のフィーリング(あえて言葉でない)に少しでも触れることはお金に換えることの出来ない体験であると満足しています。
カリキュラム
13:00~14:00 Session1
「Web2.0が変えるコミュニケーション戦略」
(渡辺修平氏 × 日経デザイン編集長 勝尾岳彦)
新進気鋭のWEBマーケッター渡辺氏と日経デザイン編集長によるトークセッション。「Web2.0とは何か?」
「企業に対して今後どう影響するのか。」「今後求められる顧客との対話能力とは?」など、企業側担当者の目線で解説していきます。
14:10~15:10 Session2
「消費者を味方につける新コミュニケーション戦略」
(伊地知晋一氏)
ライブドアブログを立ち上げ、CGM(消費者発信型メディア)を知り尽くした伊地知氏が語る、新時代のコミュニケーション戦略。
「どうすればユーザーがサイトを利用してくれるのか?」「商品やメディアに好印象を持ってもらえるのか?」プロの視点をお伝えします。
15:20~16:20 Session3
「ビジネスが“大きく”“ひろがる”口コミ活用法」
(村田マリ氏)
講師と受講生が「売れるWebサイト」について熱く語り合うトークセッション。後半では、受講生自身のWebサイトを題材に講師が良い点・
問題点を直接指摘する、大好評のWebサイト診断を実施します。
16:30~17:00 Session4
「QAセッション」
3人の講師と勝尾編集長が、受講者の疑問にお答えします。
17:00~18:00 Session4
懇親会
お飲み物と軽食をご用意。講師陣や他の受講生と交流していただけます。
終了
※開催概要やカリキュラムは変更になる場合があります。
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